日本郵便、切手原画をNFT化。Rakuten NFTで販売開始
日本郵便が切手の原画をNFT化し、NFTマーケットプレイスおよび販売プラットフォーム「Rakuten NFT」にて販売すると発表しました。
今回、日本郵便がRakuten NFTで販売するのは、日本郵便で常時販売している動物・花・景色をモチーフにした普通切手の原画をNFT化したもの。Rakuten NFTは、スポーツや、音楽・アニメをはじめとするエンターテインメントなど、様々な分野におけるNFTをユーザーが購入したり、個人間で売買したりすることができるマーケットプレイスと、IPホルダーがワンストップでNFTの発行、および販売サイトの構築が可能な独自のプラットフォームを併せ持つサービスです。
決済には楽天IDを使用でき、「楽天ポイント」を貯めたり、使ったりすることが可能なことに加え、秋には仮想通貨(暗号資産)のイーサリアム(ETH)による決済方法も導入予定となっています。購入したNFTは、「Rakuten NFT」のマイページにコレクションすることができ、さらにマーケットプレイスに出品し、販売することもできます。
販売される切手原画のNFTは、「動物シリーズ」、「花シリーズ」、「景色シリーズ」の全3種で、価格は各シリーズともに税込みで1パック2980円。1パックには普通切手原画のモーメント2種が含まれています。NFT化された切手原画では、一本一本丁寧に描かれた動物の毛並み、繊細に表現された花、奥行のある景色など、肉眼では普通切手のサイズでなかなかすべてを見ることができなかった細かい部分まで見ることができるのが特徴となっています。
「動物シリーズ」 はエゾユキウサギ/2円普通切手原画、ニホンザル/5円普通切手原画、トキ/10円普通切手原画、ニホンジカ/20円普通切手原画、ニホンカモシカ/50円普通切手原画の5種の中からランダムで選ばれた2種が1パックに含まれ、販売は限定100パックとなっています。
「花シリーズ」はソメイヨシノ/63円普通切手原画、ウメ/84円普通切手原画、スミレ/94円普通切手原画、サクラソウ/100円普通切手原画、フジ/120円普通切手原画、ヤマブキ/140円普通切手原画nの6種から2種が1パックに含まれ、120パック限定の販売となっています。
「景色シリーズ」 は西表石垣国立公園(海中のサンゴ)/210円普通切手原画、尾瀬国立公園(尾瀬ヶ原と至仏山)/260円普通切手原画、瀬戸内海国立公園(瀬戸内の島々)/320円普通切手原画、十和田八幡平国立公園(奥入瀬渓流)/500円普通切手原画の4種からランダムで2種が選ばれ、限定80パック販売されます。
日本郵政グループと楽天グループはこれまで物流、モバイル、DXなど様々な領域での連携を強化してきました。楽天グループは70以上のサービスと1億以上の楽天会員を有し、独自の経済圏を形成しており、日本郵政グループは全国を網羅する郵便局や物流のネットワークを基盤に、人々の生活に必要不可欠な社会インフラとしての役割を担っています。
楽天グループは「両社グループは、ユーザーの利便性の向上、地域社会への貢献、そして事業の拡大を目的に、両社グループの経営資源や強みを効果的に生かしたシナジーの最大化を図っており、その一つとして『楽天グループによる日本郵政グループのDX推進への協力』を実施しています。今回、日本郵便が「Rakuten NFT」を通じてIPコンテンツホルダーとしてNFTを販売することにより、オンラインでのユーザー体験を通じてさらなる顧客満足度向上を目指します」とコメントしています。
投稿者プロフィール
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美容が好きな20代。貯金は美容にかけていることが多いです。
インコのザシアンと一緒に暮らしています。
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