高額予想がまさかの…人気NFT「クリプトパンク」104点オークションが中止に
オークションハウス大手のサザビーズ(Sotheby’s)で行われる予定だった、人気NFTコレクション「クリプトパンク(CryptoPunks)」104点のオークション販売が中止になったことがわかりました。
クリプトパンクは、カナダのソフトウェア開発者マット・ホール氏(Matt Hall)とジョン・ワトキンソン氏(John Watkinson)が設立したニューヨークの企業ラルバ・ラボ(Larva Labs)が、2017年に発表したNFTアートシリーズ。
アルゴリズムで生成された24×24ピクセルのキャラクターが10,000点あり、1つとして同じものがなく、特徴的なデザインのNFTアートになっています。
今回オークション販売が中止になった104点のクリプトパンクは、匿名コレクターの0x650d氏が所有する作品で、オークションにて「Punk It!」と名付けられ、予想落札価格は2,000万ドル〜3,000万ドル(約23億円〜35億円)とされていました。
これらの作品はメタバースプラットフォームのディセントラランド(Decentraland)上で展示会とライブセールが行われ、シングルロットとして出品される予定でした。
ところが、出品者である0x650d氏の気が変わり、オークションは中止。0x650d氏は「忘れてください。やはり保持することにします」とツイートしています。出品を取り下げた理由は明らかにされていませんが、予想落札価格が期待値に達していなかったという噂があるそうです。
オークションの中止について、サザビーズのメタバースTwitterアカウントであるサザビーズ・メタバース(Sotheby’s Metaverse)は、「出品者との話し合いの結果、今夜のパンクイットの販売は取り下げられました。パネリスト、ゲスト、視聴者の皆様、ご参加いただきありがとうございます」とツイートしました。
クリプトパンクにおけるこれまでの最高売却額は、今年2月に売却された#5822の約2,300万ドル(約27億円)。#5822は10,000点あるシリーズの中で9つしかないエイリアンをモチーフにしたもので、エイリアンが青いバンダナを巻いている作品です。
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インコのザシアンと一緒に暮らしています。
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