瑠璃光寺五重塔「スマホ de おみやげ」でNFT化

国宝の瑠璃光寺(るりこうじ)五重塔をデジタル3D化したNFTが発売されることがわかりました。販売は山口システム通信、企画協力と技術提供をデジタル広告制作会社のDigittleが行います。

Digittleは「ゲンジツとデジタルで未来をつくる」をミッションに、クリエイティブとテクノロジーを掛け合わせて、デジタル領域の広告制作事業を展開する企業です。

3Dモデリング・アニメーションの制作や、ブロックチェーン領域における技術を活用して日本企業や地方自治体向けに企画・開発・提供まで一貫したデジタルマーケティング構築を行っています。

Digittleは、観光やイベントなどをタッチポイントに、スマートフォンで楽しめるデジタルお土産をNFTとして配布・販売するサービス「スマホ de おみやげ」を提供しています。

デジタルお土産は、観光施設を訪れたこと、イベントに参加したことを記録し、思い出をコレクションすることができるもの。官庁と民間企業を問わず、地域やコンテンツの魅力を生かし、プロモーション、ファン創出、売上拡大施設としての活用が期待されます。このサービスを導入して行われるのが、瑠璃光寺五重塔のNFT販売です。

瑠璃光寺五重塔

瑠璃光寺五重塔は、山口県山口市・香山公園に所在する日本三名塔のひとつです。応永の乱で戦死した大内義弘の菩提を弔うため、弟の盛見が建立を計画し、嘉吉2年(1442年)に建立されました。室町時代中期における最も秀でた建造物と評され、国宝に指定されています。

今回販売された国宝瑠璃光寺五重塔NFTは、地域連携・観光連携・Web3活用に取り組む山口システム通信が主催し、Digittleが企画協力と技術提供を行ったもの。販売場所は瑠璃光寺の総合受付窓口で、実際に訪れた人のみが購入可能です。

具体的には、Digittleが瑠璃光寺五重塔をデジタル3D化したNFTで、スマホ de おみやげの導入により、デジタルお土産として専用ウォレットアプリ「YOIN WALLET」に保存し、訪問した日付を刻印できます。

さらに、デジタル3D化によってスマートフォンで回転表示や拡大表示も可能になり、通常の鑑賞では難しい細部まで観察できることが特徴です。

国宝瑠璃光寺五重塔NFTは、市内の登録飲食店で使えるお得なデジタルクーポンチケット、遷座記念特別拝観チケットとセットで販売されることも特徴のひとつになっています。

価格は内容によって異なり、基本セットとなる「梅」が2,000円、梅に選べる山口市内歴史文化体験コース(歴史文化体験記念NFT付)を追加した「竹」が5,000円、さらに湯田温泉入浴ペアチケットと湯田温泉お食事ペアチケットを追加した「松」が15,000円です。

Digittleは国宝瑠璃光寺五重塔NFTの販売にあたり、「現在、瑠璃光寺五重塔は約70年ぶりの檜皮葺屋根の全面葺き替え工事を行なっております。その美しい姿を見ることはできない工事期間中もデジタルお土産であれば、スマートフォン上で細部までじっくりとご鑑賞いただけます」とコメントしています。

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投稿者プロフィール

レイニー
レイニー
美容が好きな20代。貯金は美容にかけていることが多いです。
インコのザシアンと一緒に暮らしています。

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