電子チケットの「半券」をNFT化。ZAIKOが新サービスをローンチ

電子チケット販売プラットフォームを運営するZAIKOは、NFT化されたイベントチケットの半券(Stub)を購入できるサービス「Digitama Stubs」をローンチしました。

Digitama Stubsは、ZAIKOで販売される電子チケットの半券をNFT化して販売することのできるもの。ファンがZAIKOでチケットを購入する際に、NFT化された半券 (=Stub)を同時に購入し、ZAIKOが運営するDigitama内でZAIKOアカウントと紐づいた形でコレクションすることができます。

ライブやコンサートなどでは、発行される紙のチケットの半券(入場証明として渡されるチケットの一部)が、思い出やコレクターズアイテムとして多くの人に親しまれてきました。そのため、昨今はチケット自体が電子化され、半券の代わりとなるものへの期待が高まっています。Digitama Stubsでは、紙のチケットの半券を集めていたように、NFTを用いてウェブ上で自分の購入したチケットの半券をコレクションできるようになります。

またイベントの主催者側も、従来通りZAIKOでチケットを販売するのと同じ労力で「Digitama Stubs」の販売をすることができ、これによりチケット販売収益に加えて「Digitama Stubs」でも副次的に収益をあげることが可能になるとのこと。主催者は「Digitama Stubs」購入者限定でサンクスメッセージを送付したり、限定のチケット販売などを行うことで、「Digitama Stubs」の価値を高めたり、新しいファンとのコミュニケーションに活用することができます。「Digitama Stubs」はZAIKOで販売される会場チケット、オンラインチケット両方に対応しており、全てのイベントチケットで利用が可能だとのこと。

NFTに関してのニュースでは、高額なオークションなどが話題にのぼるため、いまいちNFTの手軽な利便性について語られることがまだ少ない印象ですが、今回の電子半券「Digitama Stubs」のように、電子化されたことで不満に感じていた顧客の声を活かす形のものが今後より普及していけば、NFTの本来の価値創造が広がっていくのではないかと思います。

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投稿者プロフィール

レイニー
レイニー
美容が好きな20代。貯金は美容にかけていることが多いです。
インコのザシアンと一緒に暮らしています。

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