NFTをクラウドファンディングの返礼品に「NFT Cocoon」発表
最先端のテクノロジーを用いた金融サービスを提供するFintertechは、NFTを簡単に受け取ることができるサービス「NFT Cocoon」をリリースしました。このサービスを活用したクラウドファンディングプロジェクトの開始も発表されています。
Fintertechは、「新たな投資で人それぞれが持つ価値の最大化を実現する」をミッションとして掲げ、暗号資産(仮想通貨)を担保にして法定通貨を融資する「デジタルアセット担保ローン」、投資目的の不動産購入資金を融資する「不動産投資プライムローン」、そしてクラウドファンディングサイト「KASSAI」を運営し、最先端のテクノロジーを用いた金融サービスを提供しています。
今回発表されたNFT Cocoonは、暗号資産やウォレットに関する知識がなくても、メールアドレスによる認証でNFTを簡単に受け取ることができるサービスです。このサービスには、NFTの受け取りだけでなく、外部への送付、保有者特典の受け取り、抽選への参加、コミュニティへの参加、二次流通などの機能が備わっています。
Fintertechによると、同社が運営するKASSAIでは、返礼品として物理的な商品を送付することが多いため、プロジェクトオーナーにとって発送コストや手間が大きな課題となっています。また、返礼品としてデジタルデータを提供する場合、支援者がその価値や管理方法を理解しにくいという問題もあるとのこと。この課題を解決するため、NFT CocoonとKASSAIを組み合わせることで、返礼品としてNFTを提供し、発送コストや手間を削減し、返礼品の価値や魅力を高めることができるようになります。さらに、支援者はNFTを簡単に受け取るだけでなく、特典を享受したり、コミュニティに参加したり、二次流通での売買も可能になります。
NFT CocoonとKASSAIの連携による初のプロジェクトは、「ロイヤル劇場」の存続を支援する「【ロイヤル劇場】思いやるプロジェクト」です。このプロジェクトは、岐阜県に位置する全国唯一の35ミリフィルム専門定期上映館、ロイヤル劇場の維持と映画文化の振興を目的とし、地元コミュニティと岐阜新聞映画部によって立ち上げられたもの。
NFT返礼品として、大林宣彦監督の作品『ふたり』の35ミリフィルム上映とトークショーを記念して、支援者にNFTが提供されます。このトークショーには俳優の石田ひかり氏と映画監督の大林千茱萸氏がゲストとして参加し、支援者の中から抽選で5名にゲストとの記念撮影権が与えられるという、新しい形の支援が展開されています。
Fintertechは今後の展開について、「NFT Cocoonは、NFTを活用した新たな資金循環を創造するうえで必要なサービスになると考えています。NFT活用のニーズが広がっている現状を受け、当社がこれまで次世代金融領域の事業開発で培ったノウハウを生かし、当社が提供する既存金融事業とNFTのかけ合わせや、さまざまな企業、団体へのNFT Cocoonの提供によって、NFTの社会実装に貢献してまいります」とコメントしています。
NFT Cocoon
https://nft-cocoon.jp/
投稿者プロフィール
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美容が好きな20代。貯金は美容にかけていることが多いです。
インコのザシアンと一緒に暮らしています。
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