日本総研とわたぼうしの会、NFTコレクション「グッドジョブさん」発表

日本総合研究所と社会福祉法人わたぼうしの会が、アートとデジタルの力で障害のある人とともに、社会に新しい仕事・文化をつくることをめざすNFTプロジェクト「Good Job! Digital Factory」を発表しました。NFTアートコレクション「グッドジョブさん」の販売を開始しています。

日本総合研究所は、システムインテグレーション・コンサルティング・シンクタンクの3つの機能を有する総合情報サービス企業です。また、社会福祉法人わたぼうしの会は、障害のある人、子どもや高齢の人などが安心して地域のなかで生きていくことを支えるために「アート・ケア・ライフ」という視点を柱にした社会福祉サービスを提供しています。

今回発表された「Good Job! Digital Factory」は、NFTアートの創作と販売、そして情報発信を軸とした誰もが参加できるデジタルコミュニティです。創作したNFTアートの販売を通じて、支援者や購入者との直接的なつながりや反応を得ながら、個性や創造性を発揮する活動に対してのモチベーションの向上を図ることを目的としています。

障害のある人たちにとって、自分の好きなことや創造性を発揮できる機会や仕事は、今のところ数多く存在するとはいえません。日本総研とわたぼうしの会は、そうした人々も外とのつながりや連携を持ち、分野を超えて協働することによって、自発的あるいは協力しながら一人ひとりが個性や創造性を発揮できる仕事を創出できる可能性が生まれるため、リアルな障害福祉の現場と外部の人々をつなぐ場として、「Good Job! Digital Factory」を立ち上げたとしています。

同プロジェクトでは、障害福祉とこれまでは縁が遠かった人たちに対し、障害のある人たちとのアートを通じた協働機会を提供することで、障害福祉に対して関心を持ってもらうことも狙いとしているとのこと。

同プロジェクトで販売されるNFTアートコレクション「グッドジョブさん」は、購入者が決済を行う際に図柄の組み合わせがランダムに生成される1,000点からなるNFTアートコレクションです。購入者は、同プロジェクトの販売ウェブサイトやイーサリアムチェーンに対応するNFTオンラインマーケットプレイス(OpenSeaなど)を通じて閲覧することができます。

「グッドジョブさん」は、障害のある人とともに、アートとデジタルの力で社会に新しい仕事・文化をつくりだそうとしている人や、その活動を応援する人などをイメージしたキャラクターです。

「グッドジョブさん」の顔や手などのパーツのデザインは、わたぼうしの会が主催するワークショップを通じて、外部のデザイナーと共に障害のある人・ない人が約100種類を作成。また、体のパーツに施された図柄には、障害のあるアーティスト10名のアート作品約100種類を採用しています。技術提供はTARTがおこない、価格は1つ0.01ETHとなっています。

投稿者プロフィール

レイニー
レイニー
美容が好きな20代。貯金は美容にかけていることが多いです。
インコのザシアンと一緒に暮らしています。

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