人気NFT「BAYC」とエイプがコラボ。フィジカルアイテムを発売

人気NFTコレクション「Bored Ape Yacht Club(BAYC)」が、ファッションブランドのアベイシングエイプ(A BATHING APE)とコラボレーションを発表しました。アベイシングエイプが主催するフェス「ApeFest 2023」にて、フィジカルアイテムが先行販売されます。
BAYCは、アメリカのスタートアップ、ユガ・ラボ(Yuga Labs)が制作するBored Ape(退屈な猿)をモチーフにしたデジタルアートによるNFTコレクションです。コレクションは1万個のBored Apeを集めたもので、表情、頭の形、服装など170以上の特徴的なパーツをプログラムで組み合わせて生成。同じ見た目のものは存在せず、ラッパーのスヌープ・ドッグや歌手のジャスティン・ビーバー、マドンナらが保有していることでも知られています。NFT業界の中では、CryptoPunksの次に取引量が多く、世界で最も成功したNFTの1つです。
今回BAYCとコラボするアベイシングエイプは、1993年に設立された日本のストリートファッションブランドです。猿がモチーフのキャラクターをデザインに取り入れた「ベイビーマイロ」や、「エイプヘッド」「ペイプカモ」「ベイプスタ」「シャークフーディ」といったアイテムを発表し、日本国内のみならずアメリカやイギリス、アジア諸国など世界各国に店舗を展開しています。
また、同ブランドは今年8月にスポーツウェアブランドのアディダス オリジナルス(adidas Originals)とコラボを行い、NFT付きスニーカー「Fresh Forum」を発表すると、NFT業界とファッション業界から大きな注目を集めました。
発表されたBAYCとアベイシングエイプのコラボでは、数量限定のフィジカルアイテムが販売されます。このフィジカルアイテムは、アベイシングエイプが11月4日に香港で開催するフェス「ApeFest 2023」にて、先行販売が実施されるとのこと。
その後、BAYCのNFT保有者と、アベイシングエイプが運営するNFTコミュニティ「(B)APETAVERSE」のメンバー向けにオンライン販売が行われ、12月を目処に世界各国にあるアベイシングエイプの店舗と、公式オンラインストアで一般販売される予定になっています。
なお、フィジカルアイテムの詳細はあきらかになっていませんが、BAYCが公式X(旧Twitter)にポストした画像からは、BAYCとアベイシングエイプのキャラクターが落とし込まれたTシャツの販売が予想されます。
BAYCとアベイシングエイプはともに猿をモチーフにしているためデザインの相性が良く、ストリートファッションの愛好家にはNFTコレクターが多いことから、話題性の高いアイテムになることは間違いないでしょう。Tシャツ以外のコラボアイテムも展開されるのか、要注目です。
投稿者プロフィール

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美容が好きな20代。貯金は美容にかけていることが多いです。
インコのザシアンと一緒に暮らしています。
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