ウイスキー樽を小口化してNFTに。UniCaskが一般販売を開始
蒸留酒の樽のNFT化を手掛けるUniCaskが、小口化された樽のNFTの販売を行うことが明らかになりました。発売されるのはシングルモルトスコッチウイスキーの「スプリングバンク 1991年」。
UniCaskは、世界初となるNFTによるウイスキー樽の所有権管理サービスを展開していて、今年の春にサービスインした際には業者間での所有権管理が主な業務内容でした。今回UniCaskは、一樽の中に含まれる蒸留酒を小口化、一般への販売を開始します。
CASK NFTに第一弾の樽「Genesis Cask」として発売されるのは「シングルモルトスコッチウイスキー スプリングバンク1991年 ビンテージ」。スプリングバンクは、スコットランドのキンタイア半島にあるキャンベルタウンに位置する1828年創業の蒸留所で、蒸溜所が海に近いことで、熟成の間にわずかな塩気を含み、複雑で豊かな味わいを備えたシングルモルトウイスキーがつくられていることでも知られています。
今回販売となる「スプリングバンク 1991年」の樽は、中身が100口に分割、同社のNFT「CASK NFT」として小口化されて販売されます。
CASK NFTの所有者は、UniCaskを利用して世界中どこからでも最上級のウイスキー樽を簡単に所有・収集・取引でき、樽がボトリングされた後もCASK NFTと瓶詰されたウイスキーを交換が可能だとのこと。スプリングバンク1991年は既に30年の熟成を経ていますが、さらに20年の熟成の時を経て2041年にボトリングされる予定。販売開始は12月15日正午を予定。
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インコのザシアンと一緒に暮らしています。
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