ウブロと村上隆が共同アートコレクション第4弾を発表
ウブロ(HUBLOT)は、アーティストの村上隆氏との共同アートプロジェクト第4弾をスタート。NFT作品とタイムピースそれぞれ13点からなる新コレクションを発表しました。
ウブロはスイスの高級時計メーカー。創業は1979年と業界内では若い会社ですが、その独創的かつ洗練されたデザインで支持者を増やし、現在は世界中でファンを獲得。トップアスリートや各界の著名人も愛用する一大ブランドに成長しています。特徴は、ベゼル(文字盤周囲のリング)をビス止めしたデザインです。
村上隆氏は世界で活躍するポップアーティスト。日本のオタク文化などサブカルチャーとリンクした世界観を持つ作風で知られ、“お花”のキャラクターが特に有名。作品はオークションなどでも高額で取引されており、その人気の高さがうかがえます。
また、アート×NFTというステージに同氏は以前から敏感に反応しており、2021年にはドット絵の“お花”を出品して話題になりました。2022年にはNYのギャラリーでVRを駆使したNFT作品の展覧会も実施しています。
この両者によるコラボレーションは、今回で4度目。初回の企画ではタイムピース「クラシック・フュージョン タカシムラカミ オールブラック」をリリース。マットブラックのボディに“お花”をあしらい、その全面にダイヤを配したデザインは強烈なインパクトを残しました。
今回のプロジェクトは、ウブロの新作である「クラシック・フュージョン」の限定エディションと連動した企画になっています。同エディションは13本の限定リリースとなっていますが、その中で12本は前回の第3弾プロジェクト(2022年4月)で発行されたNFT324点のうち、1点以上を所有するユーザーだけがアクセス可能なプラットフォーム上でオンライン販売されるというプレミアム感の高い設定となっています。また、この12本にはそれぞれNFT作品1点が付与されています。
そして気になるのが13番目の時計。こちらは「クラシック・フュージョン タカシムラカミ ブラック セラミック レインボー」と名付けられ、先行プロジェクトの2モデルを再解釈し創り上げられたものです。
“お花”を構成する12枚の花びら部分には、ルビーやサファイア、アメジスト、トパーズなどが見事なグラデーションをつくりあげ、ウブロの開発した精密なボールベアリングシステムにより、この花びらは時計の動作に合わせて回転。色彩のマジックを生み出します。
ちなみに、この「クラシック・フュージョン タカシムラカミ ブラック セラミック レインボー」は、12のモデルに付与されたNFT全てを入手した人だけが購入権を得られるという超高難度な設定。これらのNFTは、OpenSeaマーケットプレイス上で2024年4月までトレードでの入手が可能となっていますが、もし対象者が現れなかった場合はオークションに出された上で、費用はチャリティー寄付に使われるとのことです。
今回のプロジェクトについて、村上隆氏は「ウブロとのコラボレーションを発表した時、新しい芸術表現の形を採用することを表明しました。すべてのタイムピースと、デジタルアート作品を共に制作し、私たちは今、現代アートへの新しいアクセス方法を創造しています」とコメント。アート作品としての腕時計をより高い次元へ引き上げることができた感触を得ているようです。
投稿者プロフィール
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美容が好きな20代。貯金は美容にかけていることが多いです。
インコのザシアンと一緒に暮らしています。
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