米トイザらス、初のNFTコレクション販売。復活の狼煙となるか?
アメリカの玩具量販店の老舗であるトイザらスは、NFT関連会社のEthernityと提携し初のNFTコレクションをOpenSeaで販売開始しました。
トイザらスは、最盛期には米国内で800以上の店舗を持ち、国外でも33か国にも展開する玩具量販店です。日本でも1991年に茨城県にオープンしたのを皮切りに全国に展開しています。今回NFTコレクションとした販売されたのは、同社のマスコットであるキリンのジェフリーをモチーフにしたもの。ジェフリーは1960年に登場して以来、同社を象徴する存在としてよく知らていますが、各時代によって絵柄が異なっており、今回のNFTコレクションではそれぞれの時代のジェフリーが描かれています。
今回のNFTアートは、BRYAN LOPEZ AKA EXACTO氏によって制作されたもの。同氏は、3Dモデラー、アニメーター、グラフィックデザイナーとして、10年以上の多彩な経験を持つ人物で、暗号アート、ライブプロジェクションマッピング、ブランドアイデンティティ、企業の説明資料、コマーシャル、ミュージックビデオなど、様々な作品を制作してきた人物です。
販売されるコレクション以外にも、1点限定となる「The Geoffrey Stroll NFT」がオークション出品されています。落札者にはトイザらスが選択した米国トイザらス店舗の2022年グランドオープンへの参加券、また現地までの米国内での往復の交通費、またそれに伴うホテルでの宿泊費が提供されます。
トイザらスのアメリカ国内のリアル店舗は、2021年1月にはすべて閉鎖されてしまいましたが、今回の発表で正式にリアル店舗の新規オープンが明示されたことになります。同社は業績不振から民事再生法を適用、さらに創業者のチャールズ・ラザラスの逝去によって2018年に倒産、その後同社出身の社員らが設立したTru Kids社によって買収されましたが、コロナ禍の影響もあって現在はオンラインのみで存続している状況でした。今回のNFTを足がかりに同社が復活できるのかも注目です。
TOYS“R”US X ETHERNITY 特設ページ https://ethernity.io/toysrus
投稿者プロフィール
-
美容が好きな20代。貯金は美容にかけていることが多いです。
インコのザシアンと一緒に暮らしています。
最新の投稿
- NFT2024年2月7日博報堂とJAL「KOKYO NFT」実証実験第2弾を発表
- NFT2024年2月7日ワールド・コラボ・ジャパン「寺社支援型NFT PASS」を発売
- NFT2024年2月6日チケミー、海外向け電子チケット販売「TicketMe 海外販売」事前登録開始
- NFT2024年2月6日クリプトエ、NFTマーケティング・プラットフォーム「MintMonster」発表
コメントを送信