マイケル・ジャクソンNFTの鳴門美術館、次はトミーカイラ
NFT鳴門美術館が、スーパーカーの「トミーカイラZZ II」をデジタルアート化したNFT「Tommykaira NFT MEMBERS(仮)」の制作・販売を発表しました。
NFT鳴門美術館は、日本国内における美術品およびアート作品のNFT化と普及を目的とした美術館です。同美術館は美術品とアート作品の展示に加え、作品に関するNFTの発行、審査、販売、流通ができる独自のNFTマーケットプレイスを運営しています。
館内にはNFT化された現物作品を保管する「金庫室」、休憩やゲームができる「茶の間」、NFT・VR・メタバース(仮想空間)の勉強ルームといった施設があることも特徴です。
NFT鳴門美術館は、マイケル・ジャクソンの公式NFTアート「Michael Jackson Wonder World Toys(以下、MJWWT)」の販売を昨年12月に実施。
マイケル・ジャクソンは、「キング・オブ・ポップ」と称されるアメリカのミュージシャンです。兄弟とともに音楽グループ「ジャクソン5」を結成し、『I Want You Back』『ABC』などのヒット曲を発表。ソロ転身後も、『スリラー』『バッド』といったヒット作で累計4億枚の売り上げを記録すると、2009年に逝去されるまで音楽界に数多くのインパクトを残してきた人物です。
マイケル・ジャクソンの公式NFTアート「MJWWT」の販売は、2022年8月に発表されたNFT鳴門美術館とマイケル・ジャクソンの遺産を管理しているジャクソン・ファミリー財団・ジャパンの独占契約により実現したプロジェクトで、マイケル・ジャクソンと生前親交のあったグラフィックデザイナーの古賀賢治氏がプロデュースし、AIを活用したアート作品で知られる窪田望氏が制作をおこないました。
MJWWTの発行数は10,000個、価格は1AVAX(記事執筆時のレートで約1,566円)で、NFT鳴門美術館が販売している会員権「NFT MUSEUM MEMBERS」の保有者を対象に先行販売がおこなわれ、2022年12月16日の発売から4日間で完売しています。
商用利用可能なNFT「Tommykaira NFT MEMBERS(仮)」
MJWWTの販売で成功を収めたNFT鳴門美術館の次なる一手は、富田義一氏が立ち上げたチューニングカーのブランドのトミーカイラ。
トミーカイラは、富田義一氏が立ち上げたチューニングカーのブランド名です。1987年に日産スカイラインをベースにした日本初の公認チューニングカー「トミーカイラM30」をリリースし、1995年にはオリジナルのスーパーカー「トミーカイラZZ」の販売を開始しました。現在はオリジナルカーの製造をGLM社が、チューニングカーの製造・販売をGTS社が引き継ぎ事業展開をしています。
今回、NFT鳴門美術館はトミーカイラと提携し、スーパーカーのトミーカイラZZ IIをデジタルアート化したNFT「Tommykaira NFT MEMBERS(仮)」の制作・販売を発表しました。
Tommykaira NFT MEMBERS(仮)はトミーカイラが2000年に1台のみ製造したトミーカイラZZ IIをデジタルアート化したNFTで、3Dデータからポストカード、キーホルダー、ミニカー、実車の制作(別途相談が必要)に至るまで、商用利用が可能になっている点が特徴です。将来的には、「トミーカイラDAO」に参加できるNFT会員権としても機能する予定があるとのことです。
ライセンス料は、商用利用によって得られる売り上げ1,000万円までが無償で、1,000万円を超える分は12%を乗じた金額になります。Tommykaira NFT MEMBERS(仮)の販売価格は、1口100万円、初回販売数は100個(総販売数は1,000個)で、今年2月から販売開始が予定されています。
投稿者プロフィール
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美容が好きな20代。貯金は美容にかけていることが多いです。
インコのザシアンと一緒に暮らしています。
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