崎県高鍋町「ふるさとCNP」をふるさと納税返礼品に採用
宮崎県高鍋町が、あるやうむとNFTプロジェクトCryptoNinja Partners(CNP)がコタボした「ふるさとCNP」を自治体として採用し、高鍋町のふるさと納税の返礼品として「高鍋町ふるさとCNP2023」を提供すると発表しました。
バケットが手掛けるCryptoNinja Partnersは、約4万人が参加する国内最大級のNFTコミュニティ「NinjaDAO」発のプロジェクトです。忍者をテーマに展開するIP「CryptoNinja」のスピンオフ作品としてDAOの参加者が企画・制作し、2022年5月に22,222点のNFTコレクションを発売。「ファンが『パートナー』にもなれる世界」を掲げ、発売当初約800名だったホルダー数は、3ヶ月で4,700名以上にまで増加するなど人気を集めています。
また、あるやうむは、「NFTによる地⽅創⽣」を推進するNFT関連企業です。「今日、いますぐチャレンジをしたい自治体・地域の皆様にNFTという先端技術を提供し、『盛り上がる』『稼げる』地域を共に創っていくこと」をミッションに掲げ、2021年11月よりふるさと納税×NFT発行プラットフォームを開発、サービス提供。NFT返礼品に特化したポータルサイト「ふるさと納税NFT」を展開しています。
「ふるさとCNP」は、CryptoNinja Partnersとあるやうむが共同開発するNFT返礼品です。自治体が簡単にふるさと納税の返礼品として「CryotoNinja Partners」のキャラクターをモチーフにしたNFTを発行できる取り組みとなっています。
今回、宮崎県高鍋町はこの「ふるさとCNP」をふるさと納税の返礼品として採用。パーツや背景、キャラクターなど、それぞれ異なる組み合わせの合計222種類の一点もののNFTを返礼品として提供します。寄附金額は1点30,000円で、受付開始は10月8日から。なお、NFT発行から、1年間の転売制限があります。
高鍋町は、宮崎県の海沿いの中央にある町で、琉球における最初の正式な教育機関である明倫堂や700体もの石像が並ぶ高鍋大師や、高鍋城などが存在します。また、町の海岸線には美しい波があり、サーファーパラダイスのひとつとしても知られています。温暖な気候や海沿いに位置しているため、マンゴーやキャベツ、天然牡蠣、焼酎など新鮮な食材が豊富で、食事を通じて地元の魅力を堪能することができます。
図柄には高鍋町の特産品である、たかなべ餃子やマンゴー、焼酎、天然牡蠣やキャベツをアイテムとし、背景には高鍋大師、高鍋城灯篭祭り、高鍋城二の丸などをあしらっています。メインキャラクターにはCNPの人気キャラクター「マカミ」をふるさとCNPでは初めて採用しています。
また高鍋町の特定の場所を訪れると、NFTアートの絵柄が変化する機能や、「Takanabe Gyoza News」のプレゼント(先着順)、CryptoNinjaのコミュニティ「NinjaDAO」内で、CNP保有者だけが参加可能なdiscordチャンネルの1か月体験権利なども付与されるとのこと。ふるさとCNPは通常NFTの売買で利用されるイーサリアム等の暗号資産を必要とせず、日本円だけで受け取ることができ、寄付金額30,000円のうち2,000円を越えた全額分が税金の控除の対象となります。
高鍋町長は「高鍋町は自然も豊かで特産品にも恵まれています。今回のふるさとCNPがきっかけとなり、本町の魅力が多くの方に届けられ、高鍋町に実際にお越しいただけることを期待しています」とコメントを寄せています。
制度変更もあり、あらためて注目されているふるさと納税。NFTの活用で、ただ返礼品が受け取られるというだけでなく、訪れることで変化するといった地域への貢献も付与される取り組みは、今後のふるさと納税のあり方についても考えさせられる取り組みだと思います。
ふるさと納税NFT
https://furu.alyawmu.com/
投稿者プロフィール
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美容が好きな20代。貯金は美容にかけていることが多いです。
インコのザシアンと一緒に暮らしています。
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