太子町&長岡京市「ふるさとCNP」とコラボしたNFTを提供開始
大阪府太子町と京都府長岡京市が、自治体向けのNFTパッケージ「ふるさとCNP」とコラボ。ふるさと納税の返礼品として「CryptoNinja Partners(以下、CNP)」のNFTアートを採用し、それぞれが地域の魅力をアートに込めつつ「太子町ふるさとCNP2022」「長岡京市ふるさとCNP2022」として提供を開始しました。
CNPは日本発のNFTコレクション「CryptoNinja」のサブキャラクターを主役に据えた22,222点のNFTコレクション。パンダの「リーリー」、鷹の「ナルカミ」、白蛇の「オロチ」、幽霊の「ミタマ」の4キャラクターそれぞれがビジュアルを変えて登場し、ホルダー数は約5,000人。スマホアプリのリリースやカードゲームへの進出など次々に新たな分野への展開を見せています(販売元はパケット)。
また、ふるさとCNPは「NFTによる地方創生」を推進する企業「あるやうむ」とパケットが共同で提供するふるさと納税の返礼品向けNFT。CNPのキャラクターを活かし、各地域のPR要素を込めたアートを展開して地方創生に貢献しています。
ふるさとCNPが西日本エリアで採用されたのは初。太子町、長岡京市それぞれが222種類の1点モノNFTを、あるやうむのポータルサイト「ふるさと納税NFT β版」で提供します。暗号資産ではなく日本円で寄付できるため、NFT初心者でも地域貢献をしながら気軽にNFT体験ができる企画となっています。
「太子町ふるさとCNP2022」に採用されたキャラクターは、鷹の「ナルカミ」。太子町の産品である太子最中や太子みかんソースをはじめ、小野妹子の墓、二上山などの名所旧跡もモチーフにしながら様々なアートに姿を変えています。同町を実際に訪問することでNFTのレベルがアップする仕掛けも予定されていて、他にも地域と密着した特典が用意されているようです。
また、「長岡京市ふるさとCNP2022」のキャラクターは、怪しげな中にも愛嬌たっぷりの幽霊「ミタマ」。こちらは同市で有名なキリシマツツジや勝竜寺城公園、たけのこマカロン、竹林などがモチーフで、太子町と同じく現地を訪れてレベルアップする仕掛けや、保有者だけが体験できる特典も準備されているのだとか。
この取り組みに対して、太子町の田中町長からは「非常にワクワクしている。ぜひ沢山の方に太子町とCNPのファンになっていただければ」、長岡京市の中小路市長からも「“あなただけの一点もの”のCNP、ぜひ愛着を持って、長岡京市と一緒に育んでください」と大きな期待が寄せられていることが分かります。
“地方創生”という、ともすれば地味なイメージに捉えられてしまいがちな施策の中で、官民連携によりNFTをフル活用しようとする太子町・長岡京市の挑戦。あるやうむの畠中代表がコメントしている「この取り組みを完遂するため、忙しい職員の皆さまが色々なアイデアを考えて下さり、夜遅くや休日にメールを頂くこともしばしばございました」というエピソードからも、成功に向けた熱意がうかがえます。今後の両プロジェクトの動向に、要注目です。
投稿者プロフィール
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美容が好きな20代。貯金は美容にかけていることが多いです。
インコのザシアンと一緒に暮らしています。
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