SBINFT MarketがOasysに対応へ
NFTマーケットプレイスのSBINFT Marketを運営するSBINFTは、ゲームに特化したブロックチェーンのOasysと戦略的パートナーシップを締結。SBINFT Marketが今夏からOasysに対応すると発表しました。
SBINFTは、“自立分散型エコシステムの構築”をテーマに、様々なWeb3関連事業を手がける企業。その主軸となるプロダクトがSBINFT Marketで、他にも企業のNFTマーケットプレイス構築をワンストップで支援する「TOKEN CONNECT」や、NFTを活用した新たなビジネスの立ち上げをサポートするコンサル事業「NFT Consulting」などのサービスを提供しています。
SBINFT Marketは、グローバルなマーケットプレイスを構築するために、ブロックチェーンの中でも最もオープンな形式であるパブリックチェーンを採用している点が特徴。マーケット内では、公認のNFT販売業者やコンテンツホルダー、個人アーティストなどによるNFTの販売や、ユーザー同士のNFTの取引が可能で、流通するNFTもデジタルアート、写真、音楽などの著作物をはじめ、チケットやゲームキャラクターまでラインナップは多彩です。
今までSBINFT Marketが対応していたのは、国内・国外を問わず高い需要がある「イーサリアム(Ethereum)」と「ポリゴン(Polygon)」の2つのパブリックチェーンでした。今回、このラインナップにOasysが新たに加わることになります。
Oasysは、「Blockchain for Games」をコンセプトとし、日本発のゲームに特化したブロックチェーンプロジェクトです。ゲーム業界大手のバンダイナムコ研究所など25社によって運営されており、ブロックチェーンの合意形成アルゴリズムはマイニングなどによる消費電力量を抑制できるPoS(Proof of Stake)方式を採用しています。
また、ブロックチェーンの運用では、ブロックの容量が限られているため取引量が増大すると処理速度が遅くなってしまうジレンマ、いわゆる「スケーラビリティ問題」にどう対処するかという課題がありますが、Oasysはこの対策として多層構造で設計されており、「Hub-Layer」と、イーサリアムの技術を活用した「Verse」の2つで構成されています。
SBINFT Marketは、今回のOasysとの連携において、まずはHub-Layerと、Verseの「HOME Verse」に対応。これによって、Oasys上の全てのゲームで発行されたNFTを取り扱うことが可能となり、Oasysのゲームユーザーも、従来よりさらにシームレスなNFTの取引ができるようになります。
この連携に対応したゲームの売買開始は2023年7月が予定とのこと。今後の展開についてSBINFTは、前述のHub-Layer、HOME Verseの他、Verse内の「TCG Verse」などにも順次対応していく予定としており、「様々な企業・団体などと協業しながら、Web3を牽引する新時代のビジネス創出を目指し、精進してまいります」とメッセージを発信しています。
投稿者プロフィール
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美容が好きな20代。貯金は美容にかけていることが多いです。
インコのザシアンと一緒に暮らしています。
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