ORADA、NFT配布サービス「NFT QR Connect」発表
NFTマーケットプレイス「ORADA」を運営するORADA社は、暗号資産(仮想通貨)やウォレットを必要とせずにNFTを受け取ることができるサービス「NFT QR Connect」をリリースしたと発表しました。
ORADA社は、「価値のある文化を、未来に伝える」ことをミッションに掲げ、NFTマーケットプレイスの開発・運営や、ブロックチェーン技術に関する各種コンサルティングを提供している企業です。
同社が運営するNFTマーケットプレイスORADAは、日本文化に特化し、日本の各地域で長く愛されてきた文化を世界中のユーザーに紹介することを目指しています。このプラットフォームは、スタートバーンが提供するブロックチェーンインフラ「Startrail」を利用しており、作品の価値に関わる情報や来歴をNFTに永続的に記録し、販売後の真正性を保証しています。
今回発表されたNFT QR Connectは、暗号資産やウォレットの準備が不要で、ユーザーが使用するスマートフォンやタブレットでQRコードをスキャンするだけでNFTを受け取れるサービスです。また、QRコードのスキャンに加えて、指定されたシリアルコードを入力することでもNFTを受け取れます。
具体的には、ユーザーの端末の位置情報と、事前に登録された地点の情報を比較し、実際に店舗や施設を訪れたことを条件にNFTを配布することができます。特典として配布するNFTの設定(いつ、どこで、誰に配布するか)が可能で、イベント参加証明や町おこしの取り組みに活用できるそうです。
さらに、一度だけ発行可能なシリアルコードを必要な数量だけ発行し、特典として配布するNFTの数量をコントロールすることができます。これにより、配布したいユーザーやタイミングに合わせてオフラインイベントなどで効果的に活用することが可能です。
イベントで配布するNFTの収集条件を設定し、その条件を満たした際に「スペシャルNFT」を付与することもできます。たとえば、「10種類のNFTを全て集めるとスペシャルNFTがもらえる」や「3か月連続で来場NFTを受け取ると割引NFTがもらえる」といった利用方法があります。
ORADA社によると、NFT QR Connectは今年7月からベータ版の運用を開始し、東京都内で開催された企業向けイベントやアイドルグループのイベントにおいて、来場者限定のNFTを無料で配布した事例が複数あるとのこと。
同社は正式版のリリースについて、「位置情報(GPS機能)を活用したNFTスタンプラリーから、イベント参加者限定の商品引換券や割引券の提供まで、企画立案からNFTの作成・配布までワンストップで実現することが可能です。また、いつ、どこで、どのようなNFTを受け取ったのかといったユーザー情報を利用したマーケティングが可能となります。店舗や施設での集客から、ユーザーエクスペリエンスの向上まで、Web3サービスを活用した課題解決に興味のある企業様、店舗様はお気軽にお問い合わせください」とコメントしています。
ORADA
https://nft.orada.co.jp/
投稿者プロフィール
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美容が好きな20代。貯金は美容にかけていることが多いです。
インコのザシアンと一緒に暮らしています。
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