新潟県の地域密着型NFTマーケットプレイス「NiiFT」オープン
新潟県の地域活性化に取り組む「NIZA(ニザ)」が、地域密着型NFTマーケットプレイス「NiiFT(ニイフト)」をオープンしました。
NIZAは新潟県長岡市に本社を置く企業で、AI、5G、ブロックチェーン技術を活用したデジタルトランスフォーメーション(DX)やソリューションの提供、地方進出企業へのコンサルティングやバックオフィス支援を行っています。また、プロサッカーチーム「アルビレックス新潟」とのオフィシャルクラブパートナー契約を通じて新潟県の地域活性化にも積極的に取り組んでいます。
同社は、新潟県粟島浦村に拠点を置くスタートアップ企業「Reterras」と、新潟市でWeb3支援事業を展開する「Quokkar」と共にコンソーシアムを結成。この3社が共同で運営するのが、今回発表されたNiiFTです。
NiiFTは、新潟県に関連するプロスポーツチームやキャラクターのNFTを取り扱う地域密着型マーケットプレイスです。このプラットフォームはクレジットカード決済に対応し、NFTの購入には暗号資産(仮想通貨)ウォレット「MetaMask」のアカウントが必要です。
執筆時点で、アルビレックス新潟、長岡市を拠点とするプロバスケットボールチーム「新潟アルビレックスBB」、佐渡市を拠点とするプロサイクルロードレースチーム「佐渡ゴールデンアイビス」、新潟出身のアイドルグループ「RYUTist(りゅーてぃすと)」、および新潟出身のVTuberのNFTが販売されており、利益は新潟県に還元される仕組みとなっています。
さらに、NiiFTで取り扱われるNFTは、ふるさと納税の返礼品としても受け取ることができます。ユーザーが寄付をすると、その寄付がデジタルアートやコンテンツに結びつき、専用のNFTが発行されます。
寄付の受付は、ふるさと納税のポータルサイト「ふるさとチョイス」で行われ、通常版に加え、新潟県全域を放送対象地域とするTeNYテレビ新潟の公式キャラクター「てっと君」のNFTも展開されます。
新潟県では、新潟駅、万代、古町をつなぐ都心軸周辺エリアを「にいがた2km」と名づけ、活力あるエリアへと発展させていくために官民協働のまちづくりを進めています。今後はこのエリアに関連するNFTも展開される予定です。
NiiFTは特にふるさと納税との連動に力を入れており、NIZAは今回の取り組みについて、「ふるさと納税というと、その土地の名産品であるお米やお肉などの返礼品が注目されがちですが、寄付を通じて地域社会をサポートするだけでなく、特別なデジタルアセットやアートワークを手に入れることができるふるさと納税NFTという仕組みにも注目が集まっています。地域とのつながりを感じながら、地方へのサポートを楽しむことができる新しい形の寄付体験が可能になります」とコメントしています。
NiiFT
https://market.niift.jp/
投稿者プロフィール
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美容が好きな20代。貯金は美容にかけていることが多いです。
インコのザシアンと一緒に暮らしています。
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