NFTアート付入場券が新たな潮流に?ネイキッド、夏祭りイベントで限定発売
村松亮太郎が率いるクリエイティブカンパニーのネイキッドが企画・演出・制作を手掛ける「NAKED 夏まつり2022 世界遺産・二条城」のイベント入場券付NFTチケットがNFTマーケットプレイス「Adam byGMO」にて数量限定にて販売開始となりました。
ネイキッドは1997年に村松亮太郎が設立したクリエイティブカンパニーで、「Core Creative, Total Creation, and Borderless Creativity」を理念に、ジャンルを問わず活動。近年では、世界各地を繋ぐネットワーク型のアートプロジェクト「DANDELION PROJECT」やAR/VR商品の開発など、リアルとバーチャルをクロスオーバーした様々な体験を創出しています。
代表作は、東京駅プロジェクションマッピング「TOKYO HIKARI VISION」、世界遺産・二条城や、東京、香港などでも開催された花の体感型アート展「NAKED FLOWERS」、AI(人工知能)が生み出す音楽体験「HUMANOID DJ」などがあります。
ネイキッドは2022年より、京都のメタバースを手がけ、ヴァーチャル×リアルで京都の文化発信とアート体験を届けるプロジェクト『NAKED GARDEN ONE KYOTO』をスタートさせています。
このたび開催される「NAKED夏まつり2022 世界遺産・二条城」は、ネイキッドが手掛ける、世界遺産の二条城で開催されるリアルイベントと、メタバース二条城を舞台にしたバーチャル盆踊り大会など、リアルとバーチャルが交差する、夏まつりを楽しめるイベントです。7月22日~8月21日の期間にて開催されます。
「NAKED夏まつり2022 世界遺産・二条城」では、通常入場券も販売されますが、今回数量限定販売されるのはNFTアートとイベント入場券がセットになったNFTチケット。販売はNFTマーケットプレイスの「Adam byGMO」で、決済方法がイーサリアムなどの暗号資産(暗号通貨)だけでなく、クレジットカード、銀行振込も可能となっています。
NFTで購入できるデジタルアイテムにリアルのイベント入場権利が付いてくるリアルとバーチャル体験が融合したチケットで、イベント入場権利が付与されるのは、初回購入者のみ。NFTアートはAdam byGMOで二次流通も可能ですが、イベント開催期間中であっても二次購入以降の所有者には付与されません。
販売されるNFTチケットは2種類で、1つはメタバース二条城に設置されるバーチャル行灯に自分の名前を入れられる権利に、リアルの二条城でのイベント入場券が付いてくるNFTチケット。価格は3,500円で販売数は30個です。
もう1つは、イベントビジュアル画像をNFTアートとして保有ができ、リアルの二条城でのイベント入場券が付いてくるNFTチケットで、価格は1400円で、数量は500個となっています。
どちらのチケットもリアルイベントで使用する入場券はNFTチケットを購入後、専用フォームで申請すると、自分のQRコードが発行され、そのQRコードをイベント入り口で提示することでチケットとして使用できる仕組みとなっています。販売は8月14日まで。
従来のこうしたイベントの入場券は、リアルであれば半券などが記念になりましたが、希少価値という点では低く、ノベルティなども価値が上がりづらい仕組みになっていました。今回、所有が楽であるなどメリットが高く、価格も安いことから、購入者にイベント来場をうながすよい取り組みのように感じます。NFTアートが注目を集めているタイミングで、NFTアートなどを付与したリアルイベントチケットは今後増えていくのかもしれません。
投稿者プロフィール
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美容が好きな20代。貯金は美容にかけていることが多いです。
インコのザシアンと一緒に暮らしています。
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