村上隆、自身のNFTコレクションからトレーディングカードを発売
アーティストの村上隆氏のNFTコレクション「Murakami.Flowers」をもとにしたトレーディングカード「COLLECTIBLE TRADING CARD」が発売予定であることが明らかになりました。
村上隆氏は、日本を代表する現代美術のアーティストであり、伝統的な日本のアートとポップカルチャーを融合させた「スーパーフラット」という独自のスタイルで知られています。同氏の作品は、アニメやマンガの影響を受けたカラフルなキャラクターが特徴で、中でも笑顔の花をモチーフにした色鮮やかな「お花」シリーズは代表作の一つです。
さらに、バーチャルスニーカーブランド「RTFKT(アーティファクト)」の3DアートNFTコレクション「CLONE X(クローンエックス)」のデザインや、スイスの高級時計メーカー「ウブロ(HUBLOT)」とのコラボNFTなど、デジタルアート分野での活動も注目されています。
今回発売予定が明らかとなったCOLLECTIBLE TRADING CARDは、NFTコレクションMurakami.Flowersを基に制作されたトレーディングカードです。
Murakami.Flowersは、村上隆氏のお花シリーズを基にしたNFTコレクションで、1970年代の日本のテレビゲーム風のドットアートで表現されています。
このコレクションには11,664個の花の画像が含まれ、108種類の背景と花の色の組み合わせで構成されています。この108という数字は、「煩悩」を意味する仏教用語に由来しています。NFTは最初に「種」として発行され、その後各デザインが明らかにされる方式で、2021年4月にNFTマーケットプレイス「OpenSea」で販売されました。
Murakami.Flowersの公式X(旧Twitter)アカウントによると、COLLECTIBLE TRADING CARDは、同コレクションの保有者を対象に先行販売が行われ、全108種類および特典が提供される予定です。一般販売は、2024年1月を予定しているとのこと。
ふるさと納税の特別返礼品として提供も
COLLECTIBLE TRADING CARDは、2024年2月に京都市の京セラ美術館で開催される個展「村上隆 もののけ 京都」と、京都市美術館の開館90周年を記念して、ふるさと納税の特別返礼品として提供されることも明らかになっています。
ふるさと納税の特別返礼品としてのCOLLECTIBLE TRADING CARDは、台紙の色や印刷方法などが一般販売版と異なり、「ふるさとチョイス」、「楽天ふるさと納税」、「ふるなび」などのサイトで取り扱われています。10,000円では3枚セット、1,000,000円では24枚セットなど、金額に応じて枚数が増える仕組みです。
COLLECTIBLE TRADING CARDを制作するカイカイキキは、この取り組みについて「COLLECTIBLE TRADING CARDだけでなく、プランによっては彫刻作品が返礼品として付いてくるなど、ふるさと納税と芸術支援を組み合わせた新しい形を試みる革新的な取り組みです。ぜひご注目ください」とコメントしています。
投稿者プロフィール
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美容が好きな20代。貯金は美容にかけていることが多いです。
インコのザシアンと一緒に暮らしています。
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