リターンがNFTのクラウドファンディング「BloomPad」ローンチへ
Web3系企業のmicroverse(マイクロバース)が、プロジェクト実施者が支援者に提供するリターンをNFT化するクラウドファンディングプラットフォーム「BloomPad」を7月にローンチすることがあきらかになりました。掲載するプロジェクトの募集もスタートしています。
microverseは、NFTを活用して新しい経済圏創出を行うWeb3スタートアップです。NFTやトークン、DAOといったWeb3のテクノロジーや仕組みを使って、IPやコンテンツの創出を目指しており、NFTプロジェクト実行時に必要なAPI群を揃えたStellaの提供などをおこなっています。
今回あらたにローンチするBloomPadは、クラウドファンディングプロジェクト実施者が支援者に提供するリターンをNFT化するクラウドファンディングプラットフォームです。商品の優先購入権や割引券、宿泊権、ライブの参加権など、あらゆる権利をNFT化してリターンとすることで、顧客やファンが権利を活用し、継続的な関係構築ができるのが特徴です。
権利がNFT化されているため、顧客やファンは第三者に自身が保有する権利を譲渡や貸与ができるため、あらたな価値創出ができるのがポイント。付与される権利の人気が高まるに連れて、NFT自体の資産価値も向上し、顧客やファンのインセンティブに繋がります。
リターンをNFT化することで支援者に対して中長期的に価値を提供できるようになり、クラウドファンディング実施後も継続的に顧客やファンと関係性を深めることができるのだそう。
BloomPadでは、顧客やファンとの長期的な関係を構築するために、様々なサポート機能も提供。たとえば、メールの送付直前に、NFTを保有しているかを自動でチェックし、NFT保有者だけにメールを送付できるNFT保有者へのメール送付機能では、優先予約の案内や、特別なイベントへの招待、プロジェクトの進捗の報告等をする際などに活用することができます。
また既存のECや予約サイトと簡単に連携し、NFT保有者限定のサイト構築や割引等の提供も可能で、NFT保有者に対して、特別な購買体験や予約体験を提供する際などに活用することができます。
もうひとつの特徴がBloomPadから発行されたQRコードを設置しておくだけで、NFTを持っているかどうかを簡単にチェックすることができる機能。オフラインでのNFT保有確認ができるため、旅館やホテル、飲食店、イベント等の受付など、NFT保有者限定のオフラインコンテンツを提供していく際などに活用できるとのこと。
BloomPadでは、メールアドレスとパスワードでログインするだけで、自動的にウォレットを作成することが可能で、メタマスク等の電子ウォレットが不要。決済も暗号資産(仮想通貨)による決済のほか、クレジットカード等の法定通貨決済にも対応しており、NFTにあまり馴染みのない層にも購入しやすくなっています。
さらにBloomPadのウォレットは、外部のサービスにも接続が可能で、NFTならではのプラットフォームをまたいだ体験提供も可能とのこと。。
microverseの渋谷啓太氏は「BloomPadは、NFTを活用して、日本の新たなコンテンツを世界に向けて立ち上げていくプラットフォームです。市況が悪化し、冬と言われるNFTの世界ですが、そんな冬だからこそ、本質的に利用価値のあるNFTを活用し、日本から世界に向かって、次のNFT市場を作っていきたいと僕たちは本気で考えています。少しでも興味を持っていただけたプロジェクト実施者の方、ぜひお話しさせてください」とコメントしています。
BloomPadは7月ローンチに向けてプロジェクト募集を開始しており、すでに複数のプロジェクトが掲載予定となっています。
投稿者プロフィール
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美容が好きな20代。貯金は美容にかけていることが多いです。
インコのザシアンと一緒に暮らしています。
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