LIVER HOUSE、NFTチケット入場システムの事前登録開始
暗号資産(仮想通貨)ウォレット機能付きライブコマースアプリのLIVER HOUSE(ライバーハウス)が、2023年2月のベータ版リリースに向けてNFTチケットによる入場システム「LIVER HOUSE TICKET」(ライバーハウスチケット)」の事前登録を開始しました。
NFTチケットとは、従来の電子チケットにNFTを付与し、唯一無二のチケットとして販売するシステムです。電子チケットが持つ特徴である「郵送の必要がない」というメリットだけでなく、発行者が許可した場合はユーザー同士がチケットを転売(二次流通)することも可能です。
転売した際にアーティスト・イベント主催者に報酬が入る仕組みなどが取り入れられ、転売業者・偽造対策としても機能しており、欧米ではすでに多数のイベントで導入が進んでいます。
LIVER HOUSEは、タレントとしても知られる清水国明氏が代表を務めるライバーハウス社が今年8月にリリースした暗号資産ウォレット機能付きライブコマースアプリ。ライバーと呼ばれる配信者は、ライブ配信をしながら商品を販売し、視聴者は商品の購入だけでなく、ギフトの送付でライバーを支援できることが特徴です。
2023年1月には、ライブ配信中のNFT売買や、暗号資産での投げ銭機能を実装予定とのこと。
今回、2023年2月のベータ版リリースに向けて事前登録を開始したLIVER HOUSE TICKETは、NFTチケットによる入場システムで、ライバーはライブ配信をしながらイベントのチケットをNFTで販売できるようになります。
システム利用料は自由席の場合、興行登録料が無料、販売手数料はチケット券面金額の8%。指定席の場合、興行登録料は税抜1万円、販売手数料はチケット券面金額の10%。いずれもNFT発行手数料はチケット1枚あたり10〜50円となっています(チケット枚数・ガス代によって変動あり)。
ユーザーはクレジットカードによる支払いが可能で、イベント興行主は売り上げを日本円で受け取れることも特徴のひとつ。
清水国明氏はLIVER HOUSE TICKETの事前登録開始にあたり、「芸能界で50年間活動してきた経験から、興行主やタレント、ファンの方々にとって、NFTのチケットは大きな変革になると確信しております」とコメントしています。
国内でもNFTチケットの活用に注目が集まる
今年6月フランス・パリに本拠地を置くプロサッカークラブ、パリ・サンジェルマンFCが来日したツアー「Paris Saint-Germain JAPAN TOUR 2022」で2種類のNFTチケットが販売され、9月には初期費用無料でNFTチケットを販売・管理できる国内発のプラットフォーム「TicketMe(チケミー)」がリリースされるなど、日本でもNFTチケットの利用事例や関連サービスが増えています。
NFTチケットは転売業者・偽造対策に加え、従来は会場の席数で売り上げの上限が決まってしまうイベント興行において、公式に転売されるだけ収益が増えることから、新たなビジネスモデルとして注目を集めています。
LIVER HOUSE TICKET
https://liverhouse-xwin.com/ticket
投稿者プロフィール
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美容が好きな20代。貯金は美容にかけていることが多いです。
インコのザシアンと一緒に暮らしています。
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