奇跡の一本松をイラストでNFT化「奇跡の一本松NFTプロジェクト」
日本文化継承NFTプロジェクト「狼煙」を展開するFlipNineが、岩手県陸前高田市気仙町の高田松原跡地にある奇跡の一本松を狼煙公式クリエイターがイラスト化したNFT作品を販売することがわかりました。販売はLINE Xenesisが運営するLINE NFTにて行われます。
FlipNineは、「人生というゲームに挑み続けられる飽くなきチャレンジャー」をミッションに掲げ、インターネット広告事業を展開するベンチャー企業です。インフルエンサー特化型ASP「FLIP」や資産運用ハウツーメディア「資産運用の教科書」などを運営しています。
同社が展開する狼煙は、日本文化の継承を目的としたNFTプロジェクトで、NFTマーケットプレイスのOpenSeaとAdam byGMOで、書道家や画家など公式クリエイターの作品販売をサポートする事業です。
現在、狼煙の公式クリエイターは17名。書道を中心にパフォーマンスや作品、サインを制作している書道家の祖父江望実氏、移り変わる空の様子をグラデーションで描く心象風景画家の根ノ木あさみ氏らが作品を提供しています。
狼煙は今年7月、新たな取り組みとしてLINE Xenesisが運営する総合マーケットプレイスのLINE NFTにアカウントを開設。公式クリエイターのchao!氏とゆうき氏が「桜」をテーマにしたNFTを販売すると、約2日間で完売し注目を集めました。
今回FlipNineが発表した奇跡の一本松NFTプロジェクトは、岩手県陸前高田市気仙町の高田松原跡地にある奇跡の一本松を狼煙公式クリエイターがイラストとしてNFT化し、LINE NFTにて販売する取り組みです。
奇跡の一本松は、2011年3月の東日本大震災で発生した津波で、岩手県陸前高田市にあった高田松原の約7万本もの松がなぎ倒される中、荒波に耐えて真っ直ぐに立ち残った復興のシンボルとして知られています。
今回のプロジェクトでは、狼煙公式クリエイターである3Dモデルデザイナー・イラストレーターのKagiba-OG氏が、奇跡の一本松を3DCGでイラスト化。価格は1個5,000円、販売数は30個です。
作品に込めた想いを「私達は震災を決して忘れません。震災以降も暗いニュースがありましたが、どんな状況でも奇跡はあることを思い出させてくれます。夕暮れで薄暗くなった中でもたった一本、力強く立っている奇跡の一本松。永遠に語り継がれる一本松を3Dモデル化し、スポットライトを当てました」と語っています。
また主に龍のアートを描いている現代芸術家の白道氏は、奇跡の一本松を龍の尻尾に見立ててイラスト化しています。
同氏は作品について「描いたものは、地球そのものに奇跡の一本松が生えている様子です。地球のうねり模様は龍で、実は尻尾の先が松になっている為に 一本だけ残ったという伝説を作りました。そして、過去の忌まわしい災害の記憶を祓いのけるが如く“光を放ち世界を一新”し、希望がある松へと進化した姿を描きました。松の後ろにうっすら見える風景は、現実のもので“波動により円形にゆがんで見える状態”を想定して描きました」と述べており、価格は1個3,000円、販売数は50個となっています。
奇跡の一本松NFTプロジェクトは、奇跡の一本松がある岩手県陸前高田市の協力のもと行われ、NFTの売上の一部が「奇跡の一本松保存募金」へ寄附されます。
奇跡の一本松NFTプロジェクト
https://nft.line.me/store/brand/194
投稿者プロフィール
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美容が好きな20代。貯金は美容にかけていることが多いです。
インコのザシアンと一緒に暮らしています。
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