KDDIとSAGOJOが「すごい地域NFT『KIN-TOWN』」発表
通信大手のKDDIとSAGOJOが、関係人口の新たな入口となるNFTプロジェクト「すごい地域NFT『KIN-TOWN』」を発表しました。
SAGOJOは、国内・海外を自由に飛び回る「旅人」のリソースを企業が活用する旅人求人サイト「SAGOJO(サゴジョー)」を運営。「旅をしながらシゴトができる世界をつくる」をビジョンに掲げ、世界に旅する人を増やし、「思考のジャンプ」をたくさん生み出すことを目指す企業です。
KDDIとSAGOJOが発表した「すごい地域NFT『KIN-TOWN』」は、地域への経済的支援とNFTを通した地域に関わる意欲のあるコミュニティの発足・継続を狙いとし、それぞれの地域を支援するプロジェクトです。
発表によると「日本各地には、独自の魅力に溢れながらも、その魅力を全国に伝えきれず、関係人口を拡大することに課題を抱える地域が数多く存在しています。このような地域の課題を、地域特性を生かしたNFTで解決すべく、旅や地域貢献に関心の高い方をマッチングさせるプラットフォームを運営するSAGOJOと、地域課題解決に取り組むKDDIが連携し、本プロジェクトの開始に至りました」とのこと。
具体的には地域事業者とともにSAGOJOの登録者=旅人のネットワークを通じて起用したクリエイターや、SAGOJOが募集したメンバーが共同でNFTの企画・制作を行うとしています。
プロジェクトの第1弾としては、SAGOJOの登録者が、みらい創造なかしべつ、CASEと協力し、北海道標津郡中標津町および和歌山県紀の川市のフードロス削減や生産者とのリアルな出会いを育むNFT「最果ていきもの学校 漁師編」、「くだものおすそわけパスポート」を制作。デジタルアート作品などの購入ができるKDDIの「αU market(アルファユーマーケット)」上にて販売をスタートさせています。
SAGOJOのスガタカシ取締役は「地域が抱える課題は、域外の人間にとっては単なる観光を超えた魅力ある”関わり代”となりうるものです。他方、NFTは地域にとって、新たな経済的な循環とコミュニティ生成の契機として可能性を秘めています。地域と旅人の観光以上の出会いの機会を作ってきたSAGOJOとして、今回立ち上げるすごい地域NFT『KIN-TOWN』が、全国の都市部に住む人々にとって、新たな地域との関係を育む扉となることを願っています」とコメント。
KDDIの白井大介氏は「今回の取り組みでは、NFTを媒介として「地域に関わりたい」という思いをつなぎ、地域の関係人口拡大を目指します。今後もαU market、αU walletをはじめKDDIならではのサービスや技術を活かし、多くの方に地域の魅力を伝え、地域への思いを育む活動を強力に支援していきます」とコメントしています。
投稿者プロフィール
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美容が好きな20代。貯金は美容にかけていることが多いです。
インコのザシアンと一緒に暮らしています。
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