KDDI、メタバース・Web3サービス「αU(アルファユー)」発表
電気通信事業者大手のKDDIが、メタバース(仮想空間)・Web3サービス「αU(アルファユー)」を発表しました。
KDDIはこれまで都市連動型メタバース「バーチャル渋谷」、リアルとバーチャル空間が連動する「デジタルツイン渋谷」など、5GとAR・MR技術を活用した都市体験サービスに取り組んできました。
今回発表されたαUは複数のメタバース・Web3サービスを展開する総称で、具体的にはメタバースでエンタメ体験や友人との会話を楽しめる「αU metaverse」、360度・自由視点の高精細な音楽ライブを楽しめる「αU live」、NFTの購入ができる「αU market」、暗号資産(仮想通貨)を管理できる「αU wallet」、実店舗と連動したバーチャル店舗でショッピングができる「αU place」などが展開されます。
αU metaverseでは、バーチャル空間に渋谷や大阪の街を再現し、音楽ライブや有名人のトークライブ、クリエイターによる展覧会などが開催されます。参加者は家具などを模様替えできる自分の部屋(マイルーム)を起点に、好きなアバターとなって音声でのコミュニケーションが行えるのが特徴。αU metaverseアプリをApp Store・Google Playからダウンロードし、無料会員登録すると利用できます。
αU liveは、アーティストと会場をバーチャル空間に再現し、視聴者は360度・自由視点映像で映像を視聴できるライブ体験サービスです。クラウド上で映像を処理するため、ハイスペックなPCなどを必要とせずスマートフォンでも高精細な映像を楽しめるとのこと。詳細は今年夏頃の正式提供時に発表となっています。
αU marketは、ポリゴン(Polygon)ブロックチェーンに対応したNFTが購入できるマーケットプレイスです。クレジットカード決済やauかんたん決済に対応し、購入したNFTは売買可能。また対象のリアル店舗で提示すると特典が受けられる「デジタル会員証(NFT)」を取り扱い、東京・渋谷区の店舗から提供を開始し、順次エリアを拡大していくそうです。
同時に、au Design project発のNFTストア「αU dotadp」を開始。第1弾としてau Design project 20周年を記念したNFTや、アーティストの雪下まゆ氏、ヨシフクホノカ氏、バウエルジゼル愛華氏のNFTが販売されます。
αU walletは、αU marketで購入したNFTや売買時に使用する暗号資産ポリゴン(MATIC)を管理するウォレットサービス。αU walletアプリをApp Store・Google Playからダウンロードし、設定すれば利用できます。
αU placeでは、リアル空間の街並み、店舗、商品をバーチャル空間上に再現し、現実の街で行うショッピングと同様に街の散策や入店が可能です。店舗スタッフからビデオ通話で商品説明やアドバイスを受けられ、今年夏提供予定のαU placeから利用できます。
出店店舗は、実際の外観デザインと店内展示をスマートフォンで撮影すれば、バーチャル空間に店舗を再現可能となっており、リアル店舗でスマートフォンをかざすとARで商品情報を表示するなど、リアルとバーチャルの連動機能も提供する予定です。
投稿者プロフィール
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美容が好きな20代。貯金は美容にかけていることが多いです。
インコのザシアンと一緒に暮らしています。
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