ナッジ、カード利用で関係人口増加ねらう「上士幌町クラブ」開設
フィンテック企業のナッジ社は、自社発行のクレジットカード「ナッジ」を用いて北海道の上士幌町(かみしほろちょう)の関係人口(※)増加を支援する取り組みとして、「上士幌町クラブ」を開設したと発表しました。
※移住した「定住人口」でもなく、観光に来た「交流人口」でもない、地域や地域の人々と多様に関わる人々の数。
ナッジ社は、「ひとりひとりのアクションで、未来の金融体験を創る」をミッションに掲げ、クレジットカード事業を展開するフィンテック企業です。
同社が発行するナッジカードは、18歳以上から申し込むことができるVisaクレジットカードで、入会金や年会費は無料。申し込みはスマートフォンアプリから最短3分で完了し、利用枠は審査により最大10万円まで設定されます。
このカードは安全性に重点を置き、生体認証や不正利用防止機能を備え、初心者にも使いやすいデザインが特徴です。さらに、クラブ機能を通じて日常の買い物が支援活動につながるほか、オリジナルデザインのカードや限定特典が提供されます。スマートフォンアプリにはNFTウォレットも内蔵されています。
今回発表された上士幌町クラブは、上士幌町の関係人口増加に向けた取り組みを支援するナッジカードのクラブです。
上士幌町は北海道十勝地方に位置し、自然豊かで農業が盛んな町です。この町は「熱気球の町」として知られ、毎年8月に「北海道バルーンフェスティバル」が開催されます。また、2020年7月には、テレワークやワーケーションに対応したシェアオフィス「かみしほろシェアOFFICE」がオープンしました。これらの取り組みにより、関係人口を増やし、町の活性化を目指しています。
上士幌町クラブでは、関係人口の拡大とクリエイティブなまちづくりを目的としたデザインワークショップでグランプリを受賞した台湾出身のテキスタイルデザイナー、ジョ・リュウ氏によるオリジナルデザインのカードを発行。
さらに、カードの利用金額に応じて、上士幌町のオリジナルキャラクター「バルーンくん」の非売品グッズが特典として用意されているほか、熱気球に乗って上士幌町の空を楽しむことができる「熱気球のプライベートフライト」といった体験型利用特典も用意されています。
「熱気球のプライベートフライト」は、上士幌町クラブでの合計利用金額が300万円に達することが条件で、利用期間に制限はなく、カード利用者を含めて2名まで同時に搭乗可能なため、家族や友人との利用も可能です。
上士幌町クラブの運営主体である上士幌町の竹中貢町長は、今回の取り組みについて、「上士幌町にはふるさと納税制度をきっかけに構築された寄附者との関係性や、地方と都市部をつなぐかみしほろシェアOFFICEを拠点に新たなビジネスに取り組む企業の方々といった、関係人口と呼ばれるつながり、応援の形があります。この度ナッジ様との連携により、新たな領域で関係人口が創出され、皆様から応援いただける事を大変喜ばしく思います」とコメントしています。
投稿者プロフィール
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美容が好きな20代。貯金は美容にかけていることが多いです。
インコのザシアンと一緒に暮らしています。
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