楽天証券の「かぶミニ」iSPEEDでも取引可能に
楽天証券は、自社のスマホ向けトレーディングアプリ「iSPEED」と、単元未満取引に対応した「かぶミニ」が連携したと発表しました。
iSPEEDは、同社が2010年にリリースしたスマホ向けの株式トレーディングアプリ。国内株式、米国株式、CFD(Contract for Difference=差金決済取引)に関する機能をスマホ画面上に集約し、リアルタイムの市況情報やチャート閲覧、注文、資産状況の確認などが可能です。
機能面では、30以上のパーツを組み合わせて自分仕様にカスタマイズできる「My Page」や、最短1タップで発注できる「エクスプレス注文」、気になる銘柄の株価などを通知する「株アラート」などの機能を搭載。サービスには、スマホ用の「iSPEED for iPhone/Android」、iPadに対応した「iSPEED for iPad」のほか、スピード重視のUI特性を持つ「iSPEED FX」、テクニカル分析機能を備えた「iSPEED 先物OP」がラインナップされています。
かぶミニは、2023年4月に始まった同社の新サービス。国内株式を、最低取引単位の“単元株数”に縛られることなく、1株から・数百円から取引することが可能で、保有株数に応じて配当金を受け取ることもできます。さらに、売買のタイミングを制約されずに行える“リアルタイム取引”や、同じ銘柄を当日に売買する“日計り取引”なども可能。ユーザーの希望に合ったスタイルで取引が進められます。
こうした少額取引サービスは、特に株式投資の初心者には強い味方。分散投資を試してみたり、NISAや2024年以降に始まる予定の“新しいNISA”を活用したりすることで、リスクを抑えつつ様々な株や投資スタイルにチャレンジすることができ、株式投資の基本を学ぶ上でも有効だといえます。
今回、このかぶミニがiSPEEDで利用できるようになったことで、時間や場所を選ばず、少額取引を気軽に行える環境がさらに広がりそうです。画面の操作性も利便性向上のために簡略化され、単元株取引から単元未満株取引への切り替えはボタン1つとなっています。
また単元未満株の注文は、口座区分の選択と株数入力の2ステップで完結するなど、よりシンプルなUIへになっていく予定とのことです(両機能の連携は7月4日から開始)。
単元株取引などの他サービスと同様、楽天ポイントを1ポイントあたり1円分として使うことができ、楽天証券と楽天銀行の口座連携サービス「マネーブリッジ」のスイープ(自動入出金)機能も利用可能。株式購入までのステップを簡略化することでより手軽で迅速な取引を実現しています。
今回のサービス連携について同社は、「“資産づくりの伴走者”として、あらゆるお客様のニーズにお応えする魅力的な商品・サービスを提供することで、さらなる顧客基盤の拡大を図るとともに、お客様の投資活動・資産形成に貢献してまいります」とメッセージ。
このような環境が整っていくことで、投資初心者も気軽に株式投資へ参加できるようになり、国内の資産運用もより活性化していくかもしれません。
投稿者プロフィール
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美容が好きな20代。貯金は美容にかけていることが多いです。
インコのザシアンと一緒に暮らしています。
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