Immutable X、エイプコインのDAO結成記念で無料NFT10万個発行

イーサリアムのレイヤー2ネットワーク「Immutabel X」が、NFTプラットフォーム「Kolex」と提携し、人気NFTコレクション「Bored Ape Yacht Club(BAYC)」のYuga Labsが発行する暗号資産・エイプコイン(APE)のDAO結成を記念した無料NFTを、エイプコイン保有のユーザー限定で10万個配布することがわかりました。

Immutable Xは、オーストラリアのImmutable社が開発するイーサリアム(ETH)のレイヤー2ネットワーク。Immutable X上の取引手数料がゼロである点や、最大秒間9,000回の取引を処理できることが特徴です。

Immutable Xが提携するKolexは、NFTを活用したトレーディングカード「Epics.gg」やファッション系のNFTマーケットプレイスなどを展開するアメリカの企業。同社が発行したNFTは2億5,000万個を超え、60万人以上のコレクターが収集していることで知られています。

エイプコインは、人気NFTコレクション「Bored Ape Yacht Club(BAYC)」で知られるYuga Labsが発行する暗号資産です。エイプコイン DAOは、エイプコインのガバナンスを担当する組織として結成されました。

DAOとは、分散型自律組織(Decentralized Autonomous Organization)の略称で、中央で意思決定をする人や機関が存在せず、組織内のメンバー、一人ひとりによって自律的に運営される組織のことを指します。

エイプコイン保有者であれば、誰でもメンバーになることが可能で、メンバーはエイプコインの運営において意思決定を担い、プロジェクトの資金をどのように分配するか、どの組織とパートなシップを締結するかなど、様々な判断を行えるようになります。

エイプコイン DAOの結成を記念したNFTは8月3日から1週間、10万個が発行される予定で、8月1日までにウォレット内にエイプコインを保有しているユーザーが、NFT発行の対象者になるとのこと。

発行後、マーケット上での手数料やNFTの売却益は、エイプコイン DAOが選択した慈善団体に寄付されます。Immutable Xの発表によると、ユーザーに受け取らなかったNFTは30日後に売却され、この売却によって発生した収益も、エイプコイン DAOが選択した慈善団体に寄付されます。

なお、今回のNFT発行は、BAYCをImmutable X上に構築する試みの一環とされています。エイプコインは、すでにImmutable Xのレイヤー2ネットワークに登録され、エイプコインでNFTの価格設定することが可能になっています。

Immutable社の共同創業者Robbie Ferguson氏は、NFTの発行にあたり、「Immutable Xは、エイプコイン DAOコミュニティとの信頼を築き続け、Immutable Xがイーサリアム上で信頼できるレイヤー2ネットワークである理由を証明できることに興奮しています」と述べています。

また、Kolexの共同創業者兼最高経営責任者(CEO)であるMark Donovan氏は、「この体験はエイプコイン保有者にコストをかけずに設計、構築され、全てが数週間のうちに行われる予定です。これはKolexとImmutable Xが提供するサービスを活用することで、何が可能になるのかを示すものだと考えています」とコメントしています。

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投稿者プロフィール

レイニー
レイニー
美容が好きな20代。貯金は美容にかけていることが多いです。
インコのザシアンと一緒に暮らしています。

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