Horizon、匂いデータをダウンロード・再生できる「匂いNFT」発表
Web3企業のHorizon(ホライズン)が、匂いデータのダウンロードと再生ができる「匂いNFT」を発表しました。スタートは4月を予定しています。
Horizonは、「デジタルで匂い・香りを世界のオンデマンドニーズとつなげる」をミッションに、匂いをデジタル伝送する統一規格「Digital Smell Format(以下、DSF)」を開発しているWeb3企業です。DSFには匂いを構成する情報、カートリッジ番号、噴霧時間、再生可能回数、承認コードなどが記録されており、DSF対応のディフューザーでこれらの情報を読み取ることで、匂いを再現することができます。
今回発表された匂いNFTは、匂いを分析しデジタル化したデータを格納したNFTです。ドバイのAvalanch Tech IT Solutionが開発しているアプリ「Smell Mafia」とDSF対応のディフューザーを使用することで、匂いを噴霧する仕組みになっています。
匂いの作者がHorizonに匂いのデジタル化を依頼すると、HorizonがDSF規格に沿ったデジタルデータに変換。Horizonがブロックチェーンを用いて構築する著作権管理システム「Digital Smell Patent」に登録されます。匂いのデータを受け取った作者が、販売サイトであるSmell Mafiaに出品することで、匂いのデータがNFT化されます。
Smell Mafiaから匂いNFTを購入したユーザーは、データをダウンロードしDSF対応のディフューザーで匂いを噴霧することができます。匂いNFTの購入代金には著作権料も含まれており、著作権料はHorizonを通じて匂いの作者に支払われるとのことです。
第1弾ではタレントの明日花キララ氏を起用し、匂いNFTを1万枚限定で販売。販売される匂いNFTは明日花キララ氏のイメージフレグランスとなっており、価格は自撮り写真とのセットで1枚税込1万円となっています。複数枚購入することが可能で、複数枚購入者には匂いNFTのプレゼントやレアな匂いNFTを購入できる抽選券などの特典が用意されているそうです。購入した匂いNFTは2023年4月にSmell Mafiaのアプリ上で受け取ることができ、1枚につき5回再生できます。
Horizonは匂いNFTの発表にあたり、「好きな時に、好きな香りをインターネットからダウンロードして楽しむことができたら。集中したい時、リラックスしたい時など、気分に応じてお部屋の香りを切り替えられるとしたら。ホライズンは、香りを楽しむシーンとインターネットを融合させることで、香りのDXを推進し、皆さんの生活をより豊かにしていきたいと考えています。子供の頃、TVから匂いがしたらいいのにな。皆さん、一度は考えたことありますか?ホライズンはこれを実現しようとしています」とコメントしています。
料理や森林の香りなど、これまでデジタルデータでは取り扱うことが難しかったNFTの販売が期待されます。
投稿者プロフィール
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美容が好きな20代。貯金は美容にかけていることが多いです。
インコのザシアンと一緒に暮らしています。
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