藤原ヒロシ、音源の独占的商用利用を売る「ABCRECORDS」ローンチ
ファッションデザイナーでミュージシャンの藤原ヒロシ氏と音楽プロデューサーチームのALLeが、協働プロジェクトとして音楽NFTマーケット「ABCRECORDS」をローンチしました。
ABCRECORDSは、藤原ヒロシ氏が自らプロデュース・制作した音源の所有権、さらに独占的商用利用権を販売するNFTマーケット。NFTのブロックチェーン技術を音楽ライセンスビジネスに活用することで、リスナーとアーティストの垣根を越えて自由に音楽が楽しめるプロジェクトになっています。
レーベル名ABCRECORDSの「ABC」は「Authorized Bootleg Community(承認された海賊版のコミュニティ)」を意味しており、作られた音楽を聴いて終わるのではなく、リスナーが独自にミックスしたりマッシュアップしたりすることで新しい表現が生まれていくことこそが音楽カルチャーの素晴らしさだと考える藤原ヒロシ氏の哲学が込められているそう。
第一弾として、5月27日から専用サイトで藤原ヒロシ氏がプロデュース・制作した音源30曲の所有権と独占的商用利用権のオークション販売を段階的にスタートさせています。
現在の音楽業界は、固定された原盤を前提としてライセンスが集中的に管理されており、既存音源を私的な目的で配信したり、商用利用したりするにはその都度、原盤ホルダーなどからの許諾が必要となります。そのためサンプリングやミックスなどの二次創作活動が制約されているのが実情です。
今回ABCRECORDSを立ち上げた背景には、藤原ヒロシ氏自身がDJとしてさまざまな音楽をミックスしてきたなかで、こうした音楽ビジネスの構造に感じていた不自由さを解決したいとの想いがあったそう。
ABCRECORDSでは、購入した音源をNFT マーケットで転売した際、ブロックチェーン技術により一部の金額がロイヤリティとして元のアーティストに還元される仕組みを採用。これにより、作品の価値に合わせてアーティストにも収益が入り、創作活動を持続的にサポートすることができます。さらに、購入者は購入音源の配信やCD化が可能で、自身のYouTubeチャンネルでの配信動画でBGMに使用することも可能です。
ABCRECORDSが販売する音源は専用サイトにアクセスし、暗号資産(仮想通貨)のイーサリアム(ETH)で購入することができ、購入したNFTを自分のウォレットに引き出すことで利用が可能になります。
今後はアーティストとリスナーのエンゲージメントを高める新しいコミュニティ運営を展開するだけでなく、国内外アーティストの参加および藤原ヒロシ氏とのコラボレーションなど、さまざまなプロジェクトを実施してく予定だそうです。
ABCRECORDS専用サイト
https://abcrecords.inc
投稿者プロフィール
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美容が好きな20代。貯金は美容にかけていることが多いです。
インコのザシアンと一緒に暮らしています。
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