購入に仮想通貨は不要。NFTプラットフォーム「HARTi」正式版リリース
出品完全審査制・招待制のアプリ型NFTプラットフォーム「HARTi(ハーティ)」の正式版がリリースされました。
HARTiは、Web3企業のHARTi社による出品完全審査制・招待制のアプリ型NFTプラットフォーム。HARTi社は「都市でアートを機能させる」をミッションに、Web3関連技術を活用した企業のブランディングや新規事業開発コンサルティングを行っていて、NFTとアートを軸にした様々な業種・業界の課題解決に取り組んでいる企業です。
今回正式版がリリースされたアプリ型NFTプラットフォームのHARTiは、NFTの出品が完全審査制・招待制で、HARTi社がキュレーション審査を行ったアーティストやクリエーター、企業ブランドのNFTのみが出品されているため、利用者が安心して購入できるというメリットがあります。
2021年11月にベータ版をリリースしてからは、同社が手掛けるNFTファッションブランド「MIMÉ EARTH(ミメ アース)」の第1弾コレクション「THE FIRST.」の展示会で、来館者に対しテキスタイルデザイナー・アーティストのミズタユウジ氏とコラボしたバーチャルスニーカーを先行して購入できる整理券を配布するなど、全国の百貨店・商業施設などのリアル空間と連動したイベントを開催して、登録者数を獲得していました。
HARTiは、アプリ内で独自のコインを購入してもらい、NFTの購入ができるため暗号資産に馴染みがない人でも利用しやすいのが特徴です。暗号資産(仮想通貨)やイーサリアムを利用する際に発生するガス代と呼ばれる手数料は不要で、Apple PayやGoogle Playのほか、クレジットカード決済やデビットカード決済、キャリア決済にてNFTを購入することができます。
アプリ内には独自ウォレット「HARTi Wallet」を搭載。約1分で作成可能で、MetaMaskやWalletConnectなど外部アプリとの連携も可能で、スムーズなウォレット接続を可能にしています。
また、GPSを活用したNFTの配布システム「Geo-location機能」が提供されていて、特定の位置に限定したNFTの配布・購入ができるのも特徴のひとつです。観光地や限定されたロケーションに限定することで、スタンプラリー感覚でNFTを集めるといったことが可能になります。
今後はリアルイベントでのチェックイン時にNFT認証を行う「Token IN 機能」を追加予定で、現在主流になってきている電子チケットをNFTを利用して行えるようになるとのこと。NFT保有状況に応じて入場許可・不許可を自動判定できるほか、二次流通によるチケット機能の濫用を防ぐこともでき、一度入場に使用したチケットNFTの「消込機能」も実装されるそうです。
さらに、特定のNFTを保有しているユーザーのみに、アプリ内のチャット機能からメッセージやクーポン配信、コミュニティへの参加権を付与する仕組みも搭載されています。
HARTiのリリースにあたり、HARTi社の最高経営責任者(CEO)吉田勇也氏は、「単なるNFTの販売所としての機能だけではなく、会員証や電子チケットなど、日常生活のあらゆる場面にNFTが最大限に活用される未来を予測し、インフラとして必要な機能を1つずつローンチしております」とコメントしています。
投稿者プロフィール
-
美容が好きな20代。貯金は美容にかけていることが多いです。
インコのザシアンと一緒に暮らしています。
最新の投稿
- NFT2024年2月7日博報堂とJAL「KOKYO NFT」実証実験第2弾を発表
- NFT2024年2月7日ワールド・コラボ・ジャパン「寺社支援型NFT PASS」を発売
- NFT2024年2月6日チケミー、海外向け電子チケット販売「TicketMe 海外販売」事前登録開始
- NFT2024年2月6日クリプトエ、NFTマーケティング・プラットフォーム「MintMonster」発表
コメントを送信