米グレースケール社、ビットコイン投資信託に転換申請

アメリカの大手暗号資産投資会社のグレースケールが、同社のビットコイン投資信託(GBTC)をETFに転換することを計画しているとCNBCが報じていましたが、正式に転換を申請を開始したことを発表しました。

グレースケール社は暗号資産関連の投資商品を提供する仮想通貨信託投資企業。ビットコインへの投資を早い段階からおこなっていたことでも有名で、20日時点での資産運用残高は56.8億米ドルを超える大手です。

CNBCから「世界最大のビットコイン・ファンドをスポットETFに転換するため申請を来週早々に行う予定」だと報道されていましたが、今回正式に申請を開始することがわかりました。

グレースケール社は2017年にもビットコインETFの申請を提出していましたが、SECが許可しないとのことで取り下げた過去があります。また4月には仮想通貨投資信託をETF(上場投資信託)に転換する方針も表明していました。

すでに報じられている通り、アメリカではProShares のビットコイン先物ETFがSECに承認されました。こうした流れから、あらためてグレースケール社も申請に乗り出したと見られ実際にグレースケールは「SECがビットコイン先物ETFを認可したことがきっかけとなりました。ビットコインに対するSECの安心感の表れであると考えています」とコメント。

また「当社はかねてより、GBTCをはじめとする14の投資商品をETF化することに取り組んできました。そのため、NYSE Arcaと提携してGBTCのETF化のための申請を行うことで、そのコミットメントを継続して反映できることを誇りに思います」と述べています。

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レイニー
レイニー
美容が好きな20代。貯金は美容にかけていることが多いです。
インコのザシアンと一緒に暮らしています。

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