アル、「dango」のウォレット解析を正式リリース
NFTマーケティングツール「dango」を展開するテクノロジー企業のアルが、同ツールのベータ版として提供していた「dangotools ウォレット解析」を正式にリリース。さらに法人向け「NFTまるっとプロデュース」事業を開始したことを発表しました。
アルは「クリエイティブ活動が加速する世界を実現すること」をミッションに、サービスの開発・運営をしているテクノロジー企業です。マンガファンが作るメディア&コミュニティサイト「アル」や、クリエイターのためのオンラインコワーキングスペース「00:00 Studio」など複数のサービスを展開しています。
アルが展開するdangoは、Giveawayと呼ばれるNFTの配布企画を立ち上げ、運用できるマーケティングツールです。Giveawayとは、SNS上でNFTやアローリスト(優先購入権)を配布することで認知度を獲得する取り組みのこと。応募者情報のCSV出力や、配布企画の応募条件として対象Twitterアカウントのフォロー、対象ツイートのいいね・リツイートなどの設定も可能です。
またdangotools ウォレット解析は、同ツールのベータ版として提供していた機能で、応募者の暗号資産(仮想通貨)ウォレットから保有しているイーサリアム(ETH)の情報や過去のNFT取り引き履歴などを確認し、企画者はそれらの情報を参照したうえで配布企画を実施できるというもの。
今回正式にリリースされたことにより、ウォレットアドレスを入力するだけで、ウォレット作成時期やイーサリアムの保有額とNFTの保有数、NFT入手に使った総額など複数の情報を調査できるようになりました。
dangotools ウォレット解析とあわせて発表されたNFTまるっとプロデュースは、コンテンツ・IPホルダーによるNFTコレクション開発・運営事業や、NFTを活用したファンマーケティング施策などを立ち上げから運営まで総合的に支援する法人向け事業です。
アルはこれまでに時間の経過とともに成長していくNFTプロジェクト「marimo」とコラボ型きせかえNFT「sloth」をリリースしています。
marimoはマリモの成長を楽しみながら値動きを気にすることなく、初心者が気軽にNFTに参入できることを目標にリリースされたプロジェクトで、発売から約7分で1万点が完売しました。
またslothはナマケモノのキャラクターである本体NFTと衣装NFT、アイテムNFTの3種類があり、本体に衣装とアイテムを着せ替えることができるコンテンツです。衣装NFTやアイテムNFTはアルのオリジナルに加え、大手出版社とのコラボを実施。
これからNFT市場に参入する企業は、NFTまるっとプロデュースを利用することで、多くの実績を持つアルの支援のもと事業を展開することが可能になります。
アルはNFTまるっとプロデュースの開始にあたり、「アル株式会社はこれまで、複数の大手出版社や大手レコード会社との協業を実施し、クリエイティブ活動を加速させるための事業に取り組んできました。私たちは、日本のコンテンツ産業をより活気づけていくために、新しいテクノロジーによってもたらされる波に乗ることが重要だと考えており、Web3・NFT領域へ挑戦しています」とコメントしています。
投稿者プロフィール
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美容が好きな20代。貯金は美容にかけていることが多いです。
インコのザシアンと一緒に暮らしています。
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