CotoLab.とチケミー、新たな価値創出に向けて業務提携開始
音楽テックカンパニーのCotoLab.(コトラボ)と、NFTマーケットプレイスを展開するチケミーは、NFTを活用してイベント参加者の利便性を高めるための業務提携を開始すると発表しました。
CotoLab.は「テクノロジーで音楽のエコシステムをアップデートする」をミッションとし、音楽に関するメディア事業、デジタルマーケティング事業を手がける音楽テック企業。ミュージック・ライフスタイル・メディア「DIGLE MAGAZINE」や、音楽デジタルアクティベーションツールの「B.O.M」の運営を始め、イベントの企画・運営、プレイリスト作成・選曲業務といったサービスを提供しています。
また、チケミーは、ブロックチェーンの活用を通してモノやサービスのやりとりをスムーズに行えるインフラの構築を目指す企業。「世の中の隠れた価値を見つけ出す」をテーマとし、あるべき場所にあるべき価値を届けること、及びそのやりとりが正しい対価で行なえる世界を実現するための事業として、モノと権利のマーケットプレイスアプリ「チケミー」等を展開しています。そうした活動が評価され、Microsoftのスタートアッププログラム採択企業にもなっています。
今回の業務提携は音楽エンタメ領域において、より活発にNFTを利用することで、イベント参加者の利便性を高めつつ、新しい価値を創出することが目的。また、こうした両社の活動を通して、音楽イベント業界自体をさらに活性化させることも狙いだとしています。
取り組みの舞台となるのは、CotoLab.の「DIGLE SOUND Live」。前述のDIGLE MAGAZINEが運営するプレイリスト・ブランド「DIGLE SOUND」から派生した企画で、プレイリストの音楽を聴くだけでなく、“リアルでの新たな出会い”や“日常に繋がる面白さ”を創出するために立ち上げられた音楽イベント・プロジェクトです。音楽とITを融合させ、ファンに向けてより充実したミュージック・ライフスタイルを提供するサービスとなっています。
ユーザーは、DIGLE SOUND Liveへの参加チケットをマーケットプレイスアプリ「TicketMe」でNFTとして購入。チケミーの特徴である、“購入時の追加手数料なし”、“ウォレットがなくてもクレジットカード等で購入可能”といったメリットが受けられ、二次流通も手軽にできるようになります。
さらに、イベントへの参加証明として、デザイン性に優れたNFTチケットをコレクションすることもでき、このコレクションの保有量や組み合わせによって、割引や限定イベントへの優待といった特典も得られます
この業務提携開始後の企画として、CotoLab.は令和5年6月にDIGLE SOUND Liveを相次いで実施。6月22日の「DIGLE SOUND Live Vol.2」では、通常チケットに加えてアーティストデザインのNFTチケットも登場。イベント限定のオリジナルチケットとして、さらにメモリアル度をアップさせています。
CotoLab.は、これら一連の取り組みに関して「今後、DIGLE SOUNDにおけるチケット販売等において、株式会社チケミーのNFTプラットフォームを通じ、アーティストやイベント参加者の体験向上を実現し、新たな価値創出を推進してまいります」とコメント。音楽の世界に、また新たな楽しみが生まれてくる予感がします。
投稿者プロフィール
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美容が好きな20代。貯金は美容にかけていることが多いです。
インコのザシアンと一緒に暮らしています。
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