カルビー、ポテトNFTを取得できる「NFTチップスキャンペーン」開始
スナック菓子メーカー大手のカルビーが、同社のスマートフォンアプリ「カルビー ルビープログラム」の新しい体験プログラムとして博報堂、CryptoGames、DataGatewayと共同開発した「NFTチップスキャンペーン」の開始を発表しました。
カルビーは、1949年に設立された日本のスナック菓子メーカーです。カルビーポテトチップス、かっぱえびせん、じゃがりこのほか、グラノーラなどのシリアル食品を製造・販売しています。
カルビーは2022年7月、農業体験ゲーム「Astar Farm(アスターファーム)」上で、コラボ記念NFTの無料配布キャンペーンを実施しています。
Astar Farmは、ユーザーが暗号資産(仮想通貨)「ASTR」を預けて、ゲーム上の畑に種をまき、野菜を育て、収穫した作物を販売することでASTRが獲得できるブロックチェーンゲーム。ゲームをプレイすることで報酬・利益を得る仕組み「GameFi(ゲームファイ)」分野のブロックチェーンゲームとして、国内でNFT関連のサービスを提供しているCryptoGames(クリプトゲームス)によって開発・運営されています。
今回発表されたNFTチップスキャンペーンは、カルビーのNFT施策第2弾で、参加条件を満たしたユーザーが対象商品を購入し、商品のパッケージを指定の方法で折りたたんで撮影すると、「ポテトNFT」が取得できるというもの。
ポテトNFTは、日本発のパブリックブロックチェーンであるアスターネットワーク(Astar Network)上で発行され、NFTの保有・管理には博報堂とDataGatewayが共同開発したデータウォレット「wappa」を導入しています。
対象商品は、「ポテトチップス うすしお味 60g・80g」「ポテトチップス コンソメパンチ 60g」「ポテトチップス コンソメWパンチ」「ポテトチップス のりしお 60g・80g」の6種類です。
撮影を繰り返すことでポテトNFTが成長し、5回のスキャンで架空の世界「じゃがバース」のキャラクターを収穫できるようになっており、ランダムで登場する「金のキャラクター」を収穫すると、「CHIPS NEXT よくねたいもキタアカリ」6袋が抽選で100名にプレゼントされます。
カルビーは2020年、日本マイクロソフトと共同で、デジタル技術を用いた顧客とのコミュニケーションを目的にスマートフォンアプリ「カルビー ルビープログラム」をリリースしています。同アプリは対象商品のパッケージを指定の方法で折りたたみ、撮影することでポイントを貯めることができ、さまざまな体験プログラムやキャンペーンに応募できるというものです。
今回実施するNFTチップスキャンペーンも、同アプリを利用したファンコミュニケーションの一環としており、同社は「ポテトNFT保有者には今後、新しいデジタル体験を提供していきます」とコメントしています。
投稿者プロフィール
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美容が好きな20代。貯金は美容にかけていることが多いです。
インコのザシアンと一緒に暮らしています。
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