ブルガリア証券取引所、初の暗号資産ETNを発表
ブルガリアの証券取引所・BSEは暗号資産(仮想通貨)の、ビットコイン(BTC)とイーサリアム(ETH)のETNをローンチしました。ブルガリアの暗号資産ETNは初です。
ETNとは「Exchange Traded Note」の略。上場投資証券や指標連動証券とも呼ばれ、ETF(Exchange Traded Fund・上場投資信託)と同様に、TOPIXや農産物といった特定の指標と連動する金融商品です。信用力の高い金融機関が特定の指標に連動するように発行した債券であり、裏づけとなる資産を保有せず、その信用力によって債券が発行される点がETFと異なります。
BSEによると、ビットコインとイーサリアムの価格に基づく8つのETNを自由に取引できるようになったとのこと。投資家は暗号資産に直接投資することなくエクスポージャーを持つことができます。今回のETNはBSEが、ドイツの証券取引所とTradegate AGとのパートナーシップ締結によって実現しています。
ヨーロッパでは、暗号資産ETNに関して2年ほど前からドイツなどで実績があり、アメリカのVanEckがビットコイン、イーサリアム、ソラナ(SOL)、ポルカドット(DOT)、アバランチ(AVAX)、ポリゴン(MATIC)、トロン(TRX)の7銘柄で運用されるETNをドイツとスイスで上場させるなど、活発になっています。
ただしEUがビットコインを禁止にする法案が提出される動きや、世界的な情勢の不安定さからしばらくは投資家も動きが鈍化する可能性もあります。
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インコのザシアンと一緒に暮らしています。
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